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Docker上でOpenWrtのビルドを行う。

先日、自宅ラック勉強会に参加しました。しかも珍しいOpenWrtについての勉強会です。
自宅ラック勉強会 #4.0 2015 ダンボー、OpenWRT、SoftEther、さぁハックの時間です。
家庭用ルーターを中心としてOpenWrtについてアレコレ、なかなか濃い勉強会になりました。

その際、OpenWrtのビルドを行う必要があったのですが、どうにもビルド環境を作るのが苦手なので、当初はOpenWrt Buildroot環境が整った既存のDockerイメージ(noonien/openwrt-buildroot – Docker Hub)を使うことにしました。

が、問題もあって、OpenWrt Barrier Breaker 14.07用であったり、Dockerfileのベースイメージであるubuntu:14.10がLTSではないためにapt-getしてもリポジトリが無くなっていました。

そこで、どうせなら自分用にDockerfileを作ってみようと思い立ち、試行錯誤しながら作成しました。勉強会後に手直ししています。
falms/docker-openwrt-buildroot – GitHub
安定志向のため、masterではなく15.05ブランチを使っていますので、PLANEX DB-WRT01のサポートは入っていませんのでご注意ください。
SoftEther VPNもインストールする想定であったため、el1nさん作成のOpenWRT-package-softetherもデフォルトで入れてみました。

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QNAP Turbo NAS TS-120/TS-220にOpenSSHをインストールした。

QNAPのNASにはApp Centerというアプリストアがあり、そこからたくさんのアプリをインストール可能ですが、qpkgファイルを使って手動でインストールすることも可能です。

従来、QNAP NASにOpenSSHをインストールしようとすると、パッケージ管理システムのOptware IPKGのqpkgファイルをインストールし、ipkgコマンドを使えるようにする必要があったらしいのですが、どうやら今はOptware IPKGが非推奨となったそうで、必要なファイルが見つかりませんでした。
そのため、以下のWikiの情報は既に古いようでした。
http://wiki.qnap.com/wiki/Install_Optware_IPKG

じゃあどうするのか。どうやら今はQnapwareという、パッケージ管理システムを使うようです。
http://forum.qnap.com/viewtopic.php?f=320&t=100843
http://forum.qnap.com/viewtopic.php?f=11&t=70425
上記の手順に沿って作業します。

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OpenWrt Chaos Calmer 15.05-rc1

https://openwrt.org/

OpenWrtの最新版、Chaos Calmer 15.05のRC1が公開されましたので、今回もBHR-4GRVにWZR-HP-G450H用OpenWrtをインストールしました。

使用したファイルは以下のもの。
https://downloads.openwrt.org/chaos_calmer/15.05-rc1/ar71xx/generic/
> openwrt-15.05-rc1-ar71xx-generic-wzr-hp-g450h-squashfs-tftp.bin
今回から、ファイル名にOpenWrtのバージョンがつくようになったんですね。分かりやすくて助かります。

さて、今回のRC1では、Known Issuesが二つ書かれています。どちらもopkgにかかわる箇所ですので、早々に修正しておきます。

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ASUS RT-N66UがAndroid USBテザリングとOpenVPNに対応してた。

一万円ちょっとする、11n対応のルーター ASUS RT-N66U が、いつの間にやらAndroidのUSBテザリングとOpenVPNに対応していました。と、前ポストと同様の書き出し。

おそらくどちらもアップデートでの対応で、初期は対応していなかったのだと思います。

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NETGEAR GS116EがWeb GUIに対応してた。

一万円ちょっとで買える、VLAN対応の16ポートスイッチ NETGEAR GS116E が、いつの間にやらWeb GUIに対応し、Windows以外でもブラウザを使って設定変更できるようになっていました。

同社のProSafe Plusシリーズのスイッチには、以前からVLANやQoS、ポートミラーリングなどの機能が備わっており、安価なスイッチの中では人気があったように思います。ただ、多くのレビューでは、その欠点として「設定はWindowsアプリケーションからのみ」という制限が挙げられていました。

GS116Ev2/JGS516PE Firmware Version 2.0.1.8
http://kb.netgear.com/app/answers/detail/a_id/24472

しかし、1月のファームウェアアップデートによって、16ポートのGS116Eにおいて、Web GUIのサポートが追加されています。8ポートのGS108Eには同機能を含むアップデートは(今のところ)ないようです。もうすぐ国内販売が開始されるGS105Eにもないでしょう。

残念ながらTelnetやSSHでの接続には対応していないのですが、これでひとまずWindows縛りは緩くなったでしょう。購入時にはこのファームウェアは入っていないと思われるため、初回アップデート時にはWindowsが必要です。

以下、いくつかスクリーンショット。

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I-O DATA WN-TR2文鎮化。

I-O DATAの WN-TR2シリーズ 、黒色のWN-TR2Kを中古で買って使っていたのですが、先日文鎮化しました。

というのも、ASUSの WL-330NUL のファームウェアを上書きしたのち、立ち上がらなくなりました。同様の製品で余計なヘッダを削ればファームウェアに互換性があるとの判断でしたが、大きな誤りだったようです。
よく見るとWL-330NULはUSBが給電だけではなくて、USB NICになるタイプのようですね。見落としていました。

そんなWN-TR2ですが、別のファームウェアで動くものもありました。こちらが一応本題。

動いたファームウェアはEdimaxの BR-6258nL のものです。
Webインターフェースからは更新できなかったのですが、TFTPでの転送で更新することができました。この機種では電源投入時にWPSボタンを押しっぱなしにすることで、192.168.1.6でTFTPDが立ち上がるようです。

BR-6258nLのファームウェアのほうが多機能なのですが、WISP Modeがちょっと扱いづらかったり?と、不満があったのでWL-330NULで上書いてしまおうとしたのでした。今となってはただの文鎮です。ご注意ください。