要望が来たので、真剣にLet’s note CF-R7のレビューを書いてみます。
今回はハードウェア面などのレビューを。
必然的に画像が増えるのでご注意を。レビューなので800×600の画像を使っています。一枚150KB程度あります。
R7の基本スペックは
CPU:Core2Duo U7500 (1.06GHz)
Mem:1GB (最大2GB) (一部VRAMとして使われる。)
HDD:80GB
VGA:10.4inch 1024×768
といったところ。
外箱は別にいらないと判断。中身からいきます。
まずはマニュアル類。
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最近のケータイ電話のように、マニュアルは細かく分かれています。
とりあえず動かしたい人は1冊目のマニュアルから入ります。電源の入れ方など、とりあえず動くまでのマニュアルなのでとても薄いです。
2冊目は付属のソフトウェアの説明、ハード面での機能説明などが書かれています。
3冊目はVistaBusinessの操作マニュアル。ユーザーアカウントの作成や、フォルダ・ファイルの扱い方、
コントロールパネルなどの説明。
4冊目はネットワーク関連のソフトウェアの説明など。ネットにつなぐ方法と、IEやWindowsメール
(OutlookExpressの後継ソフト)などの説明。
5冊目は無線LANの説明。BUFFALOのWHR-AMPGを推奨品として例に挙げて説明されている。
目的別に分かれているのは最近の傾向だろう。
自分が読んだのは、光学ドライブからブートする設定にする方法だけだった。
(ちなみにR7はPhoenix(Phoenix Award) BIOSを採用しており、
マニュアルで説明されている設定はPhoenixのBIOSの設定方法なだけであった。)
R7は光学ドライブを搭載していないので、内蔵HDDにはVistaのリカバリ用パーティションがあるが、
外付けドライブを繋げればよいのでそのパーティションは削除済み。
写真右上のリカバリディスクを使えば、Vistaをインストールすることができる。青い冊子はただのガイドであり、
ディスクが入っていたりはしない。
右下のディスクは申し込みをしたXP Proのリカバリディスク。Vistaで動かないアプリケーションがあるなど、
XPでなくては困る人のためにXPをインストールすることもできるようになっている。
ただし自分で申し込む必要があった。今年の春モデルからはVista、XP両方のリカバリディスクが付属している。
次は大きさを見ていくとする。
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学生にはおなじみであろうキャンパスノートを並べて置いてみた。奥行きはノートと同サイズ、幅は少し短い。
DCアダプタの小ささにも注目して欲しい。これだけスマートなのだと。
今回のレビューでは高さの比較を忘れていた。他の画像からだいたい想像してもらうとして、少し厚めの印象を受ける。
次は各種インターフェースを見ていく。
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まずはSDカードスロット周辺。SDカードスロットが本体の下部に寄り過ぎという感じもする。
本体を置いた状態ではカードの出し入れが難しい。(少し本体を浮かせる必要がでてくる。
SD以外のメディア、例えばメモリースティックにすら対応していない。PanasonicなのでSDカードを優先するのは当然というべきか。
実際のところSD以外は扱うことはあまりないと思われるので、特に不便というわけではない。
本体を閉じるツメは少し大きめな印象だ。金属製であり、もう少しどうにかならなかったのかと思う点である。
ただ、このツメの根元は少しユルい。壊れやすいというわけではなく、
逆に衝撃が加わっても壊れにくいように意図的にユルくしていると思われる。
ちなみにSDHCにも対応しているようだ。SDHCは持っていないので試してはいない。
この写真では見えないが、本体正面右には無線LANのON/OFFスイッチがついている。
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本体左側面。本体の一番奥に電源のコネクタがある。その横は言うまでもなくVGAであるが、
その横のEXT.というのはポートリプリケータの専用コネクタである。
若干見難いが、本体一番手前はPCカードスロットである。
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PCカードを差し込むと、イジェクトボタンが出てくる。カードを挿入しているときはこのイジェクトボタンを引っ込めることができないので、
カードを挿しっぱなしにする際には邪魔になる。SOTECのAfinaでは引っ込めることができた。
出っ張ったままでは何かに引っかかって折れてしまうようにも思えるが、ここもまたユルく作られている。
簡単には折れないようになっているようだ。
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本体右側面。USBポートが2つと、モデム、LANポートがある。
USBはもう少し増やして欲しかったところではある。これらのポートもまたユルく作られており、こういう細かいところにこだわりを感じる。
有線LANは1000BASE-Tにも対応している。
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本体裏のバッテリ横のこの位置にファンがついている。Let’s noteのRシリーズではファンなしを貫いていたようだが、
このモデルからファンが付いた。だがさほどうるさくはない。Afinaのファンがとてもうるさかっただけに、このあまりの静かさに驚いた。
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タッチパッドは円形。タッチパッドの周りにHDDのアクセスランプもある。円形の部分をなぞるとスクロールができる。
Afinaでは長方形で、その右端をなぞるとスクロールができた。
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キー配置には少しクセがあるように感じた。この大きさのノートPCにはよくあることなのかもしれないが、
Escの右側に半角/全角キーがある。日本語入力をする際に間違えて1キーを押してしまいそうになる。
USB端子を参考にして欲しいが、キーは小さめである。F1キーなどはUSB端子と同じくらいの大きさだ。
一枚目の写真に電源ボタンが写っているが、このボタンにもこだわりがあったようだ。一瞬押しただけでは反応しないのだ。
ほんの僅かな時間だけ押しっぱなしにすると反応する。キーを叩く程度の押し込みでは反応しないようになっているようだ。
誤って押してしまうことを考慮してあるのだろう。
USBメモリの下あたりに穴があるが、これがスピーカである。ちなみにモノラルだ。
ちなみに重さも量ってみた。
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1kgを切り、このハカリでは925gといったところか。バッテリー付きでこの重さである。Afinaは2kgあったので、
とても軽く感じた。現に、箱から出したときにあまりの軽さに思わず「軽っ」と声に出してしまったほどだ。
DCアダプタは200g程度であった。ちなみにX01Tも200gである。このケータイはかなり重いのだ。
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参考に、同じくらいの重さのものを探したらジーニアス英和辞典第3版(通称G3)とほぼ同じ重さであった。
辞書1冊分の重さのノートPC。これを重いと思うか、軽いと思うかはその人次第。
ちなみに、キャンパスノート(1冊30枚)では7冊分とほぼ同じ重さであった。
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レビューにあたって使用した機器たち。
今回のハードウェア編はこれで終わりとする。
次はソフトウェア編といきたいところだが、実際ソフトウェア編というのは何をレビューすればいいのかよく分からない。ましてやXP。
Vistaなら新機能などを解説してもよかったのだが。
というわけで、もしかしたらソフトウェア編はないかもしれない。
なんともグダグダな終わりではあるが、これにて終了。
いいのういいのう><
うちのノートはリビングに置く共有ということで、選んだ基準は
価格とディスプレイサイズ(というか解像度か)とこれだけで選んだので
もうね、重たい重たい。たまに短距離なら持ち運ぶことがあるんだけどそりゃもう涙目ですよ。
バッテリー付きでジーニアス(比較してくれてありがとう。イメージしやすかったお><)の重さ、かなり持ち運びやすそう。こういうの欲しいっすわ。
確かに若干厚そうな印象だけどサイズがこれだけ小さいので全然許容範囲内という感じですね。
流石Let`s noteってとこですね。こういうちろっと見ただけでは気づかない、カタログなんかに載らないような部分へのコダワリ。
技術者魂が感じられてすごくスキですよ。
でっかいノートPCはデスクトップの代わり って位置づけですね。デスクノートだなんていい方もしますし。
持ち運びを考えると、どうしても12.1インチが限界かなぁ。R7は10.4なのでヨユウ。
厚いといってもこんなものかなと思います。
小ささや軽さは、手で持って操作もできそうなほどです。
やっぱ、Let’s noteって丈夫をウリにしてるだけありますね。なるほどと思うところがいくつもありましたよ。
あ、ちなみに光学ドライブは他社のドライブを使うことができました。
GSA-4040BっちゅードライブにIDE→USBのアダプタをつけてみたんですが、それでもブートドライブとして認識されました。