断念編 とつけましたが、その続きがあるかどうかはわかりません。
正直、諦めてしまうような気がしますが・・・?
サーバの仮想化を行おうとして、断念したお話。
ちなみにサーバは、Intel D945GCLFとか、メモリ2GBとか、HDD 250GBとか、そんな程度のもの。
低スペックではあるものの、サーバの仮想化でウハウハしたいなぁと思い、ESXiを使ってみることに。
とりあえずUSBブートしてみたかったため、手頃なUSBメモリを調達。
BUFFALO RUF2-S1G-WH。698円@TSUKUMO
1GBで700円なら、正直別に安さも感じないし、使い道もいまいち見つからない。
だけど、今回はESXi用のブートUSBメモリを作るのが目的であり、必要な容量は700~900MBほど。
さらに、このUSBメモリはSLCらしい。今までSLCだということを知らなかったのでスルーしてたが、知った以上、とりあえず確保。
ESXiは主にIntel NIC(もしくはBroadcomのNIC)でしか動作せず、それも買おうと思っていたのだけど、どうやらRealtekのコントローラを使った安物NICでも動くことがあるとのこと。
oem.tgzでググればすぐ分かるが、有志がドライバを作ってくれているようだ。
BUFFALOのLGY-PCI-GTという1500~円程度で購入できるNICには、Realtekの8169Sが使われている。
このチップ用のドライバが存在するので、試してみたわけだ。
とりあえず、ESXi3.5を試してみる。Windows上からUSBメモリにデータを書き込んだが、oem.tgzを書き込むべきパーティションが、Windows上では認識されない。
仕方なく、Ubuntuを起動し、USBメモリを接続。oem.tgzをUSBメモリにコピーし、そのUSBメモリからサーバを起動。
ちゃんと読み込まれ、DHCPからIPアドレスを取得でき、ちゃんと使える状態になったようだ。
ESXi3.5に関しては、OK と。
次に、ESXi4.0を試してみた。手順は3.5のときとまったく同じ。
しかし、今度は起動時にエラーが発生。oem.tgzを流用したのがダメなのだろうか。
どうせなら最新バージョンを試してみたいのだが、これではどうしようもない。Intel NICを買おうかとも思ったが、そこまでするなら、サーバ自体のスペックが問題となるのは目に見えている。追加投資が少なくて済むから今は遊んでいたのに、総とっかえとなると、本末転倒だ。
ここまでいじってはみたものの、やはりAtomにやらせることではないような気がし、断念することにした。
素直に、なんらかのLinuxOSを入れて、サーバにしようと思う。今ならUbuntu Serverとかが手軽でいいかな?