CaLabo EX。

http://www.chieru.co.jp/product/one-campus/c-ex/
大学の英語の授業では、こんなソフトが使われている。

このCHIeruという会社名、各ノートPCに繋がれているUSBヘッドホンに書かれていた。
CHleru(大文字Iじゃなくて小文字のL)だと思ってたが、なるほど、文字が違ったか。

今日、英語の教室に行ってみると、なぜか新しいノートPCが設置されていた。ワイド画面だし、Core2Duoだし。正直言って欲しいくらいのものだった。
さっそく電源を入れてみたのだが、スタートアップのソフトがいくつか動かない。実行が拒否されたのだとかなんとか、画面の左下に表示された。
その左下の部分に、見慣れぬウィンドウが。CaLabo EXというタイトルのウィンドウだった。教師の呼び出し機能などもついていて、なにやら監視されている感がプンプンするものだった。

よくよく思い出してみると、上記URLに含まれるスクリーンショットに見覚えがある。以前、教師が使っていたPCには、あのコントロール画面が表示されていた。

メールを送信したかったので教室に早めに行ったのだが、普段使っているFirefoxが起動しなかった。またもや実行が拒否されていた。
仕方ないと思い、IEを起動させてみても、またもや拒否された。あれやこれやとさまざまなソフトを試してみたが、ことごとく実行できなかった。
だが、タスクトレイに常駐するタイプのソフトは動いていた。Sizerなどである。
それに、IEなどを実行すると、ウィンドウが表示されたとたんに消される。完全に起動しないのではなく、ウィンドウが表示されるタイミングで消えるのだ。

そこで、今度はタスクトレイに常駐しているソフトを左クリックや右クリックでメニューを表示させてみると、その瞬間にソフトが終了された。何なんだ一体。
自分で追加したソフトならまだしも、ウイルスバスター(コーポレートエディション)すら終了させてしまう始末。もちろん、タスクトレイを終了したところでウイルスバスター本体が終了するわけではないだろうが・・・。
何かよろしくない気がしたので、いったんログアウト。再びログインすることに。

教師がブログを作りましょうと言ったところで、皆がIEを起動してもすぐ終了される。少しすると、教師がPCで何やら操作を始めた。スピーカーがオンになっており、Windowsの警告音(XPで言うところの、Windows XP Ding.wavだったかな?)が連続で聞こえる。何をしているのだろうと思いきや、IEが起動可能になったようだ。
その瞬間、自分はログイン途中だった。他のPCではIEが起動できるのに、ログインの完了した自分のPCでは相変わらず実行不可能。どうしたものか。
早速Help!。教師は再びPCを操作して、無事IE起動可能に。どうやら、LAN経由でアプリケーションの実行許可が出せるようで、しかも、ログインしてなければ駄目なようだ。

いざIEを操作すると、通信がやたら遅い。速い人もいる。何かおかしい。学内ページは速い。
ということは、プロキシあたりで混線しているのだろうか。
Firefoxをもう一度起動してみると、今度は起動した。全てのプログラムに対して、一度に許可されるのだろうか。

実行許可が送信される前でも、起動するプログラムは1つくらい存在するはず。動作を見る限り、ウィンドウタイトルやウィンドウクラス名での判断をしているような気がする。
もしそうだとすると、無理やり実行可能にすることも可能かもしれない。ウィンドウタイトル程度なら簡単に変更可能だろう。CaLabo EXよりも短いインターバルで監視し、見つけたウィンドウタイトルに片っ端から固定文字列を追加していけばよいだけの話だろう。CaLabo EX側をフックできれば楽なのだが、そんな知識はないのが残念だ。

CaLabo EXは教師側で生徒側のブラウザの一括操作が可能のようで、Firefoxを使ってたのに、同時に起動していたIEのページが切り替わった。

今、CaLabo EXというソフトと、その関連ソフトを見ていたのだが、
http://www.chieru.com/product/school-net/intersafe/function.html
こんなのを発見。通信の内容から許可/拒否を判断している項目がいくつもある。
当然各個人のPC側でフィルタリングしているように思いたいが、もし、このソフト独自のプロキシサーバを利用するものだったとしたら・・・。
確か、学内サイトのドメインはIEのプロキシを通さないリストに入ってたはず。そうだとしたら、学外のサイトとの通信だけがやたら遅いのも納得というか。

英語の教室でIEを起動したらホームページが2つ表示された。IE7から実装された、複数タブのホームページだ。一つは学内、もう一つは学外のページだったと思う。
その設定が教室毎で変更できるのだから、プロキシ設定も切り替わっててもおかしくないはず。

Firefoxでは直接普通の学内用プロキシのアドレスを指定している。だから、Firefoxでは速く、IEでは遅くなったのかも。

うーん、面白くなってきた。

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