前からちょっと気になっていた技術、PlaceEngine。
ソニーコンピュータサイエンス研究所が開発してる、Wi-Fiアクセスポイントから現在地を割り出す技術。
詳細は適当に検索でもしてもらえばいいとして、これはいかがなものかと思ったりする。
APから現在地を割り出す だなんて普通に考えたら到底無理なものである。APに位置情報が埋め込まれているわけがない。
ましてや接続回線から大体の位置を割り出すなんてのも無理そのもの。eonetもリモートホスト名だけじゃeonetとしか分からんからね。
んでなぜ位置特定ができるのかといえば、一つ一つ登録していくしかない。
つまりはMACアドレスと位置情報を片っ端から登録していくしかない。
しかも個人のAPも登録されているらしいですよ?アルバイト雇って歩かせたらしいですよ?
全国各地 ってわけじゃないけど、まぁ大変な作業ですな。
GPSつけたPDAでも持たせて、専用のソフトでAPが引っかかったらその位置情報と一緒に保存 とかでもしたんでしょうかねぇ。
もしかしたらウチのAPも登録されているかもしれないという。勝手に登録ってのはあんまり気分良くないですよ?登録されたからどうってわけじゃないけどさ。
何より、ウチのAPは数日前に交換して、今まで使ってたAPは神戸に行くんですよね。
それがどういうことかといえば、APが移動しちゃったら位置検索なんてできたもんじゃないって話ですよ。
ウチのAPが登録されていたとして、神戸の人がそのAPから位置情報を取得しようとするとウチの住所になるわけで、まったくもって離れた場所にいることにもなりうる。
しかもAPが廃棄されればその情報も無駄なものとなってしまう。データベースの堆肥化、なかなか問題だと思うのですが。
ネット接続なしで位置情報を取得するにはデータベースを端末に持っとかないとダメなので、堆肥化は相当大きな問題点だと思うんですがねぇ。
ユーザーが新しくAPを登録することができて、それを頼りにデータを増やしていくんですね。登録数ランキングなんてつけてるからユーザーも調子乗って登録しちゃうよ。
面白いものだとは思うけども、うまく進むかはちょっと謎なPlaceEngine。
ソフト入れて自分の住所が入ってるか確認してみます。あとMGS OPSのやつも検索してみるとしますか。