人って、奇跡に近い確立で生まれてくるのに、死んじゃうのはなんとも簡単なものなんだなと思った。
何でもそうだよね。作るのは難しくても壊すのは簡単。それが人にまで当てはまっちゃうなんて･･･。

昨日は中3のときのクラスメートの一周忌。

1年前はびっくりしたなぁ。バス乗ってたら、死んじゃったらしいというメールが友達のケータイに来て。
え･･･って。普通そんなこと思いもよらないことだからね。
中学卒業してからは会ってなかったから実感わかなかったし･･･。なんで･･･ってのが正直なところ。
葬式にも顔出したけど、そのときから1年前、つまり中3のときの顔そのままの遺影があって･･･。
みんな泣いてたけど、やっぱり実感わかなくて。僕にしちゃ突然だったから。

あれからもう1年も経つんだな･･･って。駅にみんなで6時に集合するっつーもんだから、塾を途中で抜けてきた。
花束買ってみんなで家に行った。家族の方々はみんなやさしそうな人。
前に見た遺影が置いてあって、お供え物もいくつか･･･。ジャンプも最新号が置いてあったけど、毎号買ってるのかな。兄弟とかいたっけな･･･？
置いてあったケータイは今も契約を切っていないそうな。充電中だったからもしかして と思ったけどそうらしい。
卒業記念の打ち上げのときに持ってきてたW21S、僕のと色まで一緒だったあのケータイ。懐かしくも悲しくも思い出してしまう。。

亡くなる前、病院での話をしてくれたけど、あまりにも普通のことで逆に泣けてしまう。退院したら花の文化園に行こうって･･･ハリーポッター見に行こうって･･･。
あまりにも普通のことを望んで、それが叶わないなんて･･･。

ありふれた言葉ではあるけれども、あいつの分まで生きよう なんて思っちゃう。
命は一人一人に1つづつ与えられたもの。それを絶やさないように･･･。